*シャリオなの?ドルチェなの?*6020-5260

1980年、シャリオのラインナップに新たに加わります、
硬質(SHAC)ケース:Cal.6020を搭載した2針モデル。
瑪瑙(めのう)の天然石ダイアルが特別感を演出いたします。
それが 翌1981年発売開始のドルチェに統合となりまして。。。

品番の変更こそありますが、これが大変紛らわしいのです。
(6020-5260:サードニクスモデルにて検討してみたいと思います)
シャリオ品番:CGT073 からドルチェ品番: AGT023へ。
製造開始は1980年3月前後からと見受けられます。

そこで、セイコーに問合せてみましたところ、
2モデルは文字板なども同仕様で、
外観上から選別することはできない。
裏ぶたに記載のされている製造番号も製造管理上、
もしくはアフターサービスの管理で使用するためのもので、
その番号から製造年月日は特定はできない。

とご回答いただきました。

上記のことから唯一の判別手段としましては、
*製品タグ付き未使用、またはタグ付の個体*
タグがあることで、シャリオ期の物か、
ドルチェ期の物かの判断が可能となります。

  • 残念ながら上記の画像はプライスタグ欠品の為、判別出来かねますね。
  • プライスタグフレームはドルチェっぽいのですが。。。

ですが、ドルチェの発売開始に合わせ、
シャリオ在庫品のタグ着せ替えもあった事でしょう。

ともあれ、どちらにしろ素敵な逸品である事に変わりなく、
出会った個体を愛でるのが一番であります。
くだらない話を長々としてしまい失礼いたしました。

追伸。
1982年より6020-5260モデルは、
品番:AGT778:金色の硬質(GHA)ケースに、
黒オニキスダイアルとして発売がなされます。
ダイアルにDolceのロゴも入ります。

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