*SEIKO 38QT その仲間達*

38QTは、セイコークオーツ待望の普及を目指し、
1971年に製造を開始した初の量産型を指します。

メインモデルとなる38QTW(3803): 38QTC(3802) 及び、
38QT(38:3800)、 デュアルタイム機能付の38DQC(3819)、
鉄道時計の38RW(3870)、またその上位モデルに君臨する、
VFAこと38SQW(3823)を取り上げたいと思います。

製造期間は、1971年から1975年頃までと思われ、
すでに50年経過したクオーツ腕時計ではありますが、
販売当時、非常に高価格帯であったにも関わらず、
出物も多く現存し、入手価格も安価(状態に寄り)な為、
収集し易い稀なオールドクオーツです。

35SQから受け継いだ『デベソ』と揶揄される電池ブタ、
分厚いガラス:ミドルケースに守られるクオーツモジュール、
装着し感じる重量感も時代さながらでございます。

使用電池は、SR44SW(SB-A9)。

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